無職の状態と言うのは収入がない、とみなされます。働いていないのでこれは当然のことですが、収入がゼロの状態ですと総量規制法に引っかかってしまいます。
つまり、消費者金融やクレジット会社からはお金を借り入れすることができません。
これらノンバンク系の借り入れ先は限度額を「債務者の年収の3分の1未満」としています。
よって、そもそも収入のない無職の方は借り入れを行うことすらできないわけです。
したがって無職の方がお金を借り入れする場合は、必然的に銀行系のカードローンに借入先が絞られます。
パート・アルバイトの即日融資については、「パートやアルバイトでも即日融資を利用できるの?」の中で詳しく書いています。
※本ページにはPRが含まれます。
目次
無職でも借入可能な銀行
もちろん銀行においても、無職の方に貸付を行う銀行とそうでない銀行が分かれます。
無収入の方への貸付は当然返済におけるリスクを背負わなければいけません。
銀行でも無職の方にお金を貸付してくれる場所はかなり限られると思ってください。
さらに無職の方でも借り入れを行なえるのは専業主婦と20歳以上の学生だけとなります。
結婚もしておらず、無職の状態ですとカードローンの利用は絶望的です。
以下では無職でも即日借入できる銀行名を具体的に挙げて説明していきます。
三菱東京UFJ銀行カードローン(バンクイック)
日本3大メガバンクの1つ三菱東京UFJ銀行が扱うカードローンは無職である専業主婦の方でも即日融資を受けることができます。
また三菱東京UFJ銀行は審査時間を最短30分としており、申し込みから借入まで早い場合1時間程度で借り入れを行うことが可能です。
こちらで即日融資を受ける場合は支店に設置されている「テレビ窓口」から申し込みを行わなければいけません。
また、借入限度額も30万円までと限られます。
みずほ銀行カードローン
三菱東京UFJ銀行と同じメガバンクとして知られるみずほ銀行のカードローンも無職の専業主婦の即日融資を可能とします。
審査時間は最短即日とされていますが即日融資を受ける場合には、みずほ銀行に銀行口座を持っていることが最低条件となります。
また、みずほ銀行は超スピード審査を行っているわけではありませんので、出来る限り早めの時間帯に申し込みをすることをお勧めします。
主婦の場合は本人に収入がなくてもオッケーですが配偶者に安定した収入があることも借り入れ条件となります。
ジャパンネット銀行カードローン
大手ネットバンクのジャパンネット銀行カードローン。
こちらも無職である専業主婦の借り入れが最短即日可能となります。
こちらも即日融資を受けるのであればなるべく早めの時間帯に申し込む必要があります。
こちらの借入れ条件としては配偶者に安定した収入があるかどうか、またジャパンネット銀行の普通預金口座を持っていること。
この条件をクリアしていれば、最短で即日融資が可能となります。
楽天銀行カードローン(スーパーローン)
アマゾンと肩を並べるほどの兄弟ネットマーケットを展開する楽天。この楽天が経営を行うカードローン(スーパーローン)も無職である専業主婦への貸付を行っています。
こちらも三菱東京UFJ銀行のようなスピード審査を行っているわけではありませんが、申し込むタイミングを早めれば即日融資が可能となります。
専業主婦の場合借入限度額が50万円までに制限されます。
また、利用すればするほど楽天スーパーポイントが貯まりますので、楽天ユーザーには非常におすすめの借り入れ先となります。
まとめ
このように、無職の方でも借り入れを行える金融機関は意外にも多く存在します。
しかし、その中でも即日融資を可能とする借入先は非常に少なく、かなり困難が強いられます。
即日融資を条件としないのであればイオン銀行やじぶん銀行、東京スター銀行等といった借入先も候補にあがります。
しかし、これらの借り入れ先は申し込みから借り入れまで1週間から遅い場合は1ヵ月程度時間を要する可能性があります。
つまりスピード性を求めるのであれば不向きな借入先と判断されてしまうのです。
上記した借入先においても、100パーセント即日融資ができる保証はありません。
申し込みをする時間帯や借入先の混み具合等のタイミングにより審査が翌日に繰り越されてしまう可能性が十分考えられます。
したがって、上記した即日融資を可能とする借入先においてもなるべく早めの時間帯(午前中)が必要となります。
また、借入先によって微妙に異なりますが書類も何が必要か、しっかりと調べたうえで申し込みいきましょう。
必要書類については申込先のホームページなので必ず記載されているはずです。
また無職でも借り入れできるからといって無闇にお金を借りるのではなく、返済のことも考慮しつつ計画的な借り入れを行うよう心がけましょう。