10万円程度の少額融資でしたらどの貸金業者でも即日借り入れすることは可能です。しかし100万円と言うまとまった大金になると、貸付を行う側もさすがに慎重になります。また返済リスクも考慮しなければいけないため、時間をかけてじっくりと審査を行います。
その際、過去に金融トラブルや返済金の体の履歴などが発覚した場合はもちろん借り入れ不可能となるケースもあります。
しかも即日融資を望むのであれば、相当借り入れできる業者は少なくなる…と思ってください。
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消費者金融の場合
大手消費者金融はスピード審査を行ってくれる
アコム、アイフル、プロミス、モビットといった超大手の消費者金融の場合、スピード審査を行っています。したがって、急いでいるときには非常に利用価値の高い借入先となります。その中でもアコムとプロミスは申し込みをしてから1時間以内に借り入れを行うことができるようなスピード審査を行っています。切羽詰まった状況でしたら、借入先を消費者金融に選択すると良いかもしれません。
初回は定額からの貸し出しとなる
大手消費者金融であれば、モビット以外は大抵借入限度額を500万円までに設定しています。（ちなみにモビットは800万円）それだけの限度額を設定していれば100万円即日融資できるじゃないか、と思うかもしれませんが、そう簡単ではありません。まず、消費者金融の初回借入限度額は大抵50万円以下からスタートします。借り入れする方の属性にもよりますが、通常は30万円程度のスタートと思ってください。
ですから、普通の方で初回から50万円以上借り入れしようとしても難しい場合があります。申し込みした貸金業者に対して最低半年間、遅れずに返済し続けてそこで初めて限度額は繰り上げされます。
総量規制もクリアしなければいけない
また、消費者金融のカードローンは総量規制の対象となります。したがって100万円借り入れするのであれば最低でも年収が300万円以上必要となります。
申込みを行う過半数のパートやアルバイトの方はこの条件を満たすことは難しいでしょう。年収300万円以上はあるアルバイトの方はなかなかいませんからね。消費者金融から100万円即日融資する場合は、このような条件をクリアしなければいけません。
高い利息が発生する
消費者金融の場合金利も考慮しなければいけません。
借入額が100万円以上になれば最高金利は引き下げられますが、それでも15%程度の金利を支払わなければいけません。100万円を15%の金利で1年間借り入れすると15万円の利息が発生します。もちろん高金利でもすぐに返済できる目処が立っていれば、スピード重視でお勧めできる借入先となります。
銀行系カードローンでも可能
スピード審査を行う銀行が増えてきた
銀行と言えば審査が厳しく時間がかかる、そんなイメージがあります。
しかし最近では消費者金融に勝るとも劣らないスピード審査を行う銀行が増えてきました。新生銀行レイク、三井住友銀行カードローン、三菱東京UFJ銀行カードローン等はいずれも申し込みをして早ければ1時間程度で借り入れを行うことができます。
これは大手消費者金融と比較しても、それほど大きな差はありません。タイミングによっては銀行系カードローンの方が早く借り入れできる場合もあるでしょう。
金利が低い
100万円と言うまとまった金額を借り入れする場合、長期間かけて返済する予定であれば借入先は消費者金融よりも銀行系カードローンの方が断然お勧めです。銀行系カードローンは消費者金融に比べ金利が低めに設定されています。
新生銀行レイクのように消費者金融と同じような金利設定をしている銀行もありますが、大抵の銀行は最大金利を15%以下に設定しています。最大金利を比較しても消費者金融と銀行では3%以上の金利差があるのでどちらがお得かは一目瞭然ですよね。
総量規制に引っかからない
銀行系カードローンは総量規制の対象外となります。したがって利用者は自身の年収の3分の1以上のまとまった金額を借り入れすることが可能となります。しかし、いくら銀行系カードローンとは言え初回申し込みの方の借入限度額はやはり50万円程度からスタートします。
したがって、100万円融資を望むのであればそれなりの年収や過去の借り入れ履歴などをチェックされます。
これにより若干審査が長引くことも考えられます。銀行系カードローンの場合は、前日の夜などにネットから申し込んで翌日の営業時間直後に審査を受けられるような体制を整えておく必要があります。
まとめ
100万円即日融資しようと思えば、借入可能な消費者金融や銀行は多く存在します。
借入先によって審査スピードや金利が少しずつ異なりますので、申し込みをする際は借入先の情報をしっかりと調べてから問い合わせしましょう。
また100万円という大金を借り入れする場合は、返済プランをしっかり立て、決して滞納などを起こさないよう注意するべきです。