ビジネスローンと聞いてもピンとこない方にその内容を簡単に説明します。
ビジネスローンとは、個人事業主や法人の方を対象とした金融商品のことを指します。
お店を経営している方や、個人で小さな会社を経営している方、または小規模の人数で経営を行っている法人が借入の対象となります。
これらの事業主は一般の方に比べ、金融機関からお金を借り入れするときのハードルがどうしても高くなってしまいます。
お金を借り入れする際において大切な事は、安定した収入を得ているか…と言うこと。年収は勿論、月々平均してばらつきのない収入を得ているかどうかが肝となります。
しかし事業主や法人の場合、仕事に波が出ることが多いためなかなか収入に安定感を出すことができません。
それがお金を借り入れする際の「信用」に影響及ぼすわけです。
ビジネスローンはこういったお金を借ることが難しい事業主の方々を専門に貸付を行う事業者専用の金融商品なのです。
そもそも、即日融資についての説明を見たいというあなたのために、「そもそも即日融資ってどういう意味?即日審査とは違うの?」というページも用意しています。
※本ページにはPRが含まれます。
目次
即日融資を受けるための用意
借入先の選定
即日融資を望んでいるのであれば、出来る限り銀行系金融商品を避けた方が良いでしょう。
銀行系のビジネスローンは審査が厳しく、そのため時間がかかる傾向にあります。短時間での借り入れを望んでいるのであればノンバンク系の借り入れ先、またはネット銀行が扱うビジネス論を中心に選ぶと良いでしょう。
申し込み時間
一般的なカードローンと同様にして、お金を素早く借り入れしたいのであれば「申し込み時間」に注意することです。借り入れへの申し込み時間が遅くなればなるほど借り入れする時間も遅くなります。
本来即日融資可能な借入先であっても、申し込み時間が遅かっただけで審査が翌日に繰り越されてしまった…と言うのはよくある話。
借入先を決めたら、なるべく早めの時間(午前中)に申し込みを済ませておくことが大切です。
また、現在ほとんどの借り入れ先がインターネットでの申し込み受付を行っていますので、インターネットで先に申し込みを済ませておくと流れがスムーズになります。
ネット申し込みはPCだけでなくスマートフォンやタブレットを利用して行うことができるので、非常に便利です。
必要書類の準備
ビジネスローンを利用する際には、本人確認書類の他に決算書や収入証明書類、確定申告書類が必要となるケースが多いため、あらかじめ用意しておく必要があります。
借入先によってもこの必要書類は少しずつ異なりますので、注意しましょう。
即日融資を受けられる可能性のある著名な借入先
オリックスクレジット「オリックス・クラブカード」
こちらはオリックスグループが行っている事業者向けの金融商品となります。
金利は6.0%~17.8%、限度額は50万円~500万円となっています。
ジャパンネット銀行の口座をお持ちであれば、24時間年中無休で振り込みや返済を行うことができます。
こまめな返済を行うことができるのは、ユーザーにとってみれば大きなメリットと言えるでしょう。
また開業して1年以上の実績がないと借入不可となりますのでご注意を。
朝1番で申し込みをすれば即日融資可能な借入先ですよ。
シンキ オーナーズセレクト
カードローン「レイク」で知られる新生銀行が扱っている事業者向けのローンです。
金利は13.0%~18.0%、限度額は最大300万円と低額に収められているところが特徴的です。
法人の場合でも保証人なしで借り入れできるので、気持ち的にはかなり楽に申し込みができる借入先といえます。
インターネットで申し込みをして、レイクのATMにいくことができれば即日融資可能となります。
また楽天銀行の口座を所有していれば24時間借入・返済を行うことができます。
セゾンファンデックス事業コース
クレジットカードの「セゾンカード」で有名なセゾングループが扱う事業者様のローンです。
こちらの金利は6.5%~17.8%、限度額1~500万円。限度額に大きな開きがあることが特徴です。
こちらから即日融資を受ける場合、平日13時までに審査をクリアして、必要書類をファックスする必要があります。
早めの申し込みが肝心な借入先と言えます。
こちらは個人事業主専用の金融商品となるため、法人は利用することができません。
消費者金融などが扱うビジネスローンもある
上記で紹介した金融商品のほかにも、消費者金融系の企業が扱うビジネスローンも存在します。
アコムやプロミス、アイフルなどもそれぞれ事業者向けにも融資を行っています。
こういったノンバンク系のビジネスローンはこれら企業が扱うカードローン同様、審査が素早く行われるため急いでいる方にはフィットした金融商品と言えるでしょう。
ビジネスローンを利用する際の注意点
上記で紹介してきたビジネスローンは金利が高めになります。いくら審査が通ったからといって計画性のない借り入れや、無理な返済プランを組むことはオススメできません。
特にビジネスローンはノンバンク系の借り入れ先を利用しても総量規制の対象外となります。
つまり債務者は年収の3分の1以上の金額を借り入れすることが可能となるわけです。
勿論メリットも大きいのですが、その反面リスクも大きくなります。
ご利用には十分注意が必要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
このように即日融資を受けることができるビジネスローンは意外にも多く存在します。
事業者の方で資金繰りにお困りの方、特に急いでいる方は参考にしていただければ幸いです。
ビジネスローンだからといって即日融資を諦めるのは少し早いかもしれません。
先ずは調べてすぐに行動を起こすこと!これが大切です。