消費者金融とは元々会社や企業相手にお金を貸す銀行に対し、個人(消費者)にお金を貸す事からその名前が付けられたとされています。個人を対象に無担保で利用目的自由なお金を融資するのが消費者金融の主な活動であり、有名どころでは「プロミス」「アコム」「アイフル」「モビット」「レイク」などがあります。現在では1300万人が利用しているとされておりこれは日本人人口の凡そ1割に相当すると言われています。1割…結構な割合ですよね。
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消費者金融のキャッシング
消費者金融が運営しているキャッシングは銀行のものと比べて基本的に審査や融資にかかるまでの時間が短くスピーディーだと言われています。これは「銀行が貸金業で信用情報を失い本業に支障が出るのを避ける為しっかり審査をしている事」を起因としています。そのことから同時に貸付条件が銀行に比べてやや甘いとも同時に言われています。(→即日融資OKの消費者金融ナビ)審査スピードが早い事から申し込んだその日のうちに審査結果が出る即日審査や申し込んだその日のうちに融資が受けられる即日融資に対応した商品が多いのも消費者金融の大きな特徴です。 |
闇金・サラ金時代
ただ「消費者金融」という単語を何処か快く思わない人がいるのも事実です。というのも私もよくは知らないのですが消費者金融はその昔「闇金」「サラ金(サラリーマン金融)」として恐れられた時代があるからです。凡そバブル時代に最盛期を迎えた消費者金融ですが、その前提にはいくら借りてもすぐ返せるといった利用者側の満身、バブルの終わりを予期していなかった事が含まれています。どれだけ利息が高くてもお金が勢いよく借りられていたバブル時代、日本経済と共にまた消費者金融も勢いに乗っていたのです。しかしご存知の通りバブルは崩壊、バブル景気を返済の宛にしていた多くの人はキャッシングによって路頭に迷う事になったといいます。同時に回収が追いつかない消費者金融も危機を迎え、多少強引な取立てや回収が横行するようになっていったといいます。
消費者金融のその後
超高額金利と度重なる問題行動が問題視された消費者金融はその後、貸金業法によって大々的に取り締まられる事になりました。結果現在では消費者金融が設ける事の出来る金利に上限が設定される事となりました。具体的には10万円以下の融資に対しては20%、100万円以下の融資に対しては18%、そして100万円以上の融資に対しては15%が利息の最大値として法で定められるようになりました。法改正前は29.2%あるいはそれ以上といったかなり高い利息の商品が出回っていた事を考えるとだいぶ会社側と消費者側どちらにも優しい数値になったのではないでしょうか。私も今の金利があたり前だと思っていたので最初にそれを知ったときは驚きました。また取立てに関してもビラによる嫌がらせや深夜時間帯の電話行動といった内容は全て法により禁止、改正による厳格な貸金業法が制定される事で、普通に借り普通に返せる金融機関となりました。 |
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