うっかりカードローンの返済の日程を忘れてしまったら、どうなってしまうのでしょうか。これからカードローンをお使いになるなら、借入から返済までの知識をしっかりとつけておきたいですね。今回は、返済が遅れてしまったときの遅延損害金についてお伝えします。
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目次
Q.カードローンで返済が遅れてしまったら、どうなりますか
カードローンのお金の返済が、期限を過ぎてしまいそうです。レンタルビデオなどでは、返却期限を過ぎてしまうと、延滞金を支払わなければなりませんよね。もしかしてカードローンでも、なにか余計にお金を払わなければいけないのでしょうか。
A.滞納をすると遅延損害金が発生します
カードローンでお金を借りて、期限までにお金を返せなかったら、「遅延損害金」が発生します。これは、利息とはまた別に加算される料金のことで、返済期限の翌日から計算されるのです。利息とともに遅延損害金を支払うのは、これまで以上に苦しい状況になります。余計な負担をしないためにも、借りたお金は、遅延損害金が発生する前に返したいものです。
遅延損害金とは
遅延損害金とは、カードローンでお金を借りて、返済期限までにお金を支払えなかったときに発生する料金のことです。気をつけなければならないのは、遅延損害金は、本来の利息とはまた別に加算されるということです。滞納をしてしまうと、支払わなければならないお金が余計に増えてゆきますから、ご注意ください。
遅延損害金は、どれくらいかかるの?
遅延損害金の金額は、「借入の残高×遅延損害金利率÷365×延滞日数」という式に当てはめて計算します。この「遅延損害金利率」は、利息制限法によって、最大で20%までと定められています。大手の消費者金融業者では、どこも軒並み20%を採用しているようです。それに対して、銀行カードローンでは、低いところで14%代を採用しています。セブン銀行ローンサービスに至っては、遅延損害金の規定がないので、延滞をしても延滞金がかかりません。これからカードローンを利用する方は、万が一のことを考えて、遅延延滞金のなるべく低いところでお金を借りるのもいいかもしれません。
滞納をするとどうなるのか
借りたお金を滞納すると、まず個人の携帯電話や自宅の固定電話あてに、催促の電話がかかってくるようになります。それでも支払いができなかった場合は、自宅あてに請求書が送付されます。こうなると、いつも一緒に居る人や、同じ家に住んでいる人に、なにか感づかれてしまうかもしれません。同居している家族や会社の同僚にカードローンの利用をバレたくないという方は、なるべく滞納を避けてください。もちろん、その間も遅延損害金が膨らみ続けるのも覚えておきましょう。
信用情報に傷がつく?
遅延損害金を支払うと、その情報が信用情報機関に内容が掲載されるようになります。「遅延損害金を支払った」という記録が残るというより、「カードローンを滞納したことがある」という記録が残り、印象が悪くなることを覚えておきましょう。今後、マイホームやマイカーのためにローンを組む予定があるなら、滞納の情報はなるべく残さないように気をつけなくてはいけません。
どうしても返済が遅れそうなら
消費者金融や銀行から借りているお金の返済がどうしても遅れそうな場合は、各業者のお客様ダイヤルあてに電話をして、滞納しそうな旨を伝えておくこともできます。もちろん、その期間も引き続き遅延損害金や利息が発生します。それでも、ただ向こうからかかってくる催促の電話を待つよりも、やや印象が良くなることには間違いありません。
滞納はしない方が良い
当たり前のことですが、お金を借りたら滞納をしないに越したことはありません。消費者金融のリボルビング払いでは、毎月の最低返済額がかなり少額に設定されています。よっぽどのことでもない限りは最低額を返済できるようになっていますから、カードローンは計画的に使えるといいですね。滞納をすると、遅延損害金が発生するだけでなく、催促の電話や郵便によって、周囲の人にも迷惑がかかるおそれがあります。
遅延損害金のまとめ
遅延損害金とは、カードローンでお金を借りて滞納してしまったときに、返済日の翌日からかかる料金のことです。利息とは別に加算されますから、放っておくと借金が余計に膨らんでしまう原因にもなります。カードローンの最低返済額はかなり低めに設定されていますから、無理のない返済のために計画を立てておくのがいいでしょう。余計なお金を払いたくない方は、毎月の返済日をしっかり頭に入れてください。